アトピーの人のためのシャンプー

石鹸シャンプーのメリット

石鹸シャンプーのデメリットとして、洗髪した時のキシミ、指が通らない、乾かいた後ゴワゴワする、ベタベタになる、などがあげられます。

 

石鹸シャンプーと合成シャンプーの違いをあげると、石鹸シャンプーは、主成分が脂肪酸カリウム(石けん)で、弱アルカリ性、石けん以外の添加剤が入ることは少ないですが、合成シャンプーは、高級アルコール系(AS)や非イオン系(AE)、アミノ酸系などの種類がある中、大抵は中性から弱酸性、さらに製品の特長を出すために香料、保湿剤、防腐剤など多くの添加剤が含まれています。

 

石鹸シャンプーのリンスはクエン酸やお酢を使うことが多く、合成シャンプーのリンスは、陽イオン系の界面活性剤やシリコン、香料、保存料、色素など多くの成分が含まれているようです。安全面や、アトピーの大敵である刺激性で考えれば、添加剤の少ない石鹸シャンプーを試す価値はあるでしょう。

 

石鹸シャンプーのコツとして、予洗いで汗や汚れをしっかり流すことで、石鹸シャンプーの洗浄力を落とさないようにします。石鹸シャンプーのアルカリでキューティクルが開いている時は、髪の毛が痛みやすいので出来るだけ泡立てて、シャンプーの時間も短くします。

 

すすぎの時に大量の石けんカスが発生するので、短時間で生え際から髪の毛の先に向かって一気に流します。リンスは、すすぎを完全にした後に少しずつ髪の毛に流すようにした方がイオン交換が進み、効果的です。